電気設備工事

小矢部川第一発電所 刀利ダム線設置工事

平成23年10月末にスタートし、平成24年、新緑のきれいな6月に竣工の日を迎えることができました。 ひとえに、富山県企業局の方のご指導、そして、協力会社の皆さんのおかげだと思っています。工期は延長になりましたが、富山県企業局のご担当者様のお陰で、足並みを揃え、工事を進めることができました。ありがとうございました。

工事風景 2011年11月
  • 道路を規制し、建柱作業をしているところです。 因みに、この辺りは、クマが出るそうです。ただ、幸いなことに、工事期間中は、一度も遭遇しませんでした。クマも気を遣ったのでしょうか?

  • 道路脇に建柱作業中です

  • これは、支線アンカー敷設作業中の写真です。 これは、電柱が倒れないようにする工事です。山の斜面での作業は、足元が不安定な上、滑り易いので、気をつけなければいけません。

  • 7号柱を建てているところです。カーブの外側は、崖になっていますので、慎重に工事をします。 (汗)

  • ここは、岩盤が硬い場所でした。柔らかいところもあれば、この場所のように非常に硬い場所もあります。天候が悪いと作業も更にやりにくくなります。

2011年12月
  • 狭い道路で、建柱作業をしています。交通量が少なくてもやはり、安全の為には交通整理は、必要です。

  • ダム湖に一番近い場所で、建柱作業中です。ここも岩盤が固い場所の一つでした。右側奥がダム湖になります。

  • 電柱を建てた後、地面を元の状態にするために、コンクリートで土間復旧をしました。

  • 支線柱を建てる為の穴を掘っているところです。あたりは、もうすっかり雪景色です。寒さに震えながらの作業が続きます。掘るところも雪と土が混ざって、地面がかなり柔らかくなっています。

  • 支線柱を建てています。 寒さと戦いながら、作業をしました。

  • 障害になる草木を調査しているところです。障害になる草木は、伐採をします。

  • 架線の障害になる樹木を調査しています。伐採をする樹木には、印をつけました。

  • これも、調査中の写真です。

  • この季節は、山もダム湖もすっかり雪景色です。寒さもまだまだ続いていました。

  • いよいよ、架線等の障害のある樹木等の伐採の段階になりました。写真は、杉の枝打ち中のものです。

  • これは、雑木の枝打ち中のものです。平坦な場所ならまだ仕事もし易いのですが、そうもいきませんね

  • こういった場所も伐採の対象になりました。

  • 伐採した樹木をレッカー車で吊り上げています。

  • 運搬し易いように、細かく切り分けます。

  • 天候が悪くても、伐採作業は続けられました。

  • 伐採した木を裁断しています。

  • こんなところに生えている樹木も、架線の障害になる部分は、伐採します。

  • 高圧配電線架線工事中です。

2012年4月
  • 支柱の支える為のアンカーを施工しています。

  • こうした山の斜面に支柱を支えるアンカーを施工します。写真は、アンカー孔、削孔部にクラウト材を注入しているところです。上から撮影しました

  • 山の斜面で電柱を建てる地面がありません。そこで、電柱を建てる為の基礎を確保しなければなりません。写真は、その基礎を増設する為のアンカー削孔作業中のものです。

2012年5月
  • 11号柱の基礎ができた状態です。

  • 出来た基礎に11号柱を建てました。写真は、装柱作業を行っているところです。

  • 樹木に覆われた場所でも装柱作業を行っています

  • ダム湖に一番近い電柱での装柱作業の状況です。ようやくここまで来ました。

  • 雪は無くなりましたが、この日はあいにくの雨でした。この日の仕事は、通信線架線工事でした。

一部の完成状況をご紹介します。
  • 1号柱の完成写真

  • 12号柱の完成写真

  • 80号柱の完成写真

物件情報
発注者 富山県 企業局
工事名 小矢部川第一発電所刀利ダム線設置工事
工事目的 刀利ダム配電線について、敷設経路を県道(主要地方道金沢湯湧福光線)沿いに変更・新設し、刀利ダムへの電源供給等を万全なものにする。
工事請負金額 26,029,500円(税込)
工事場所 南砺市 刀利外 地内
契約年月日 平成23年10月20日
工期 平成23年10月21日から 平成24年6月15日 まで
工事内容
  • 1.電柱建柱・支線敷設工事
    (1)1号柱~13号柱、80号柱
    (2)支線柱
    (3)パンザマスト
    (4)支線
    (5)架空地線
  • 2.架空配線工事
    (1)高圧配電線
    (2)通信線
2012/06/22